石丸幹二さんをご存じですか?
石丸さんといえばドラマ「半沢直樹」の支店長(敵役)で一躍知られるようになりました。
彼は舞台出身の俳優。テレビや映画に出演されていませんが、劇団四季で長い間看板俳優をつとめた大スターなんですよ。
それに石丸さんは歌が上手い!お腹の底から響き渡る声といいますかしびれちゃいますね。
現在、劇団四季を退団していますが、その理由をメディアで打ち明けていました。
それを観た時、「こんな大スターも私たちと一緒なんだ」と少し安心したのを覚えています。
石丸さんに似てる俳優さん知っていますか?
「あ、半沢さんの人だ!」とテレビでつぶやいたところ、一緒に観ていた友人にすかさずダメ出しされました・・・。
この機会にぜひ違いを覚えていってください(笑)
石丸幹二は歌が超絶上手い!経歴にヒントが・・・
石丸幹二(いしまる かんじ)
生年月日 1965年8月15日(51歳)
出生地 愛媛県新居浜市
身長 174cm
血液型 A型
職業 俳優・歌手引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E4%B8%B8%E5%B9%B9%E4%BA%8C
石丸幹二さんの経歴です。
俳優以外に歌手としても活動していて、CDを何枚もリリースしています。
石丸さんは歌が上手いです。
劇団四季で長い間看板俳優として活躍していたので、そこで培った歌唱力なのか?
それもありますが、石丸さんの経歴を見れば納得すると思います。
石丸幹二さんは東京藝術大学 声楽科出身です。
あのお腹の奥底から響き渡るような声はここから来ているのでしょう。
幼い頃からピアノやチェロ、サックスなど、色々な楽器を操る天才少年だった石丸さん。
楽器を触るのが好きで、学校にある打楽器から夢中になったといいます。
その後プロになるべく勉強を続けて、東京音楽大学へ進学しました。
しかし大学3年の時にある人から「声で仕事してみたら?」と勧められて、東京藝術大学を受験し直したそうです。
「楽器で身を立てる」と小さい頃から打ち込んでいたのにも関わらず声楽科へ。この思い切りの良さは若いからでしょうか(笑)
元々音楽の才能があった石丸さん。
声楽科で本格的に勉強して、劇団四季で実践的に学んだ。
その結果があの歌唱力なんでしょう。歌が上手くて”ある意味”当然なのかなと思います

出典:http://www.shochiku-enta.co.jp/actress/dan
ドラマ「ルーズベルトゲーム」で共演した檀れいさんが、石丸さんの歌声についてのエピソードを明かしています。
ドラマの舞台青山製作所の社歌を歌うシーンがあった。
撮影前に建物中に響き渡る声が聞こえた。
誰が歌っているんだろう・・・なんてキレイな声なんだろうと思った。
石丸幹二さんが発声練習していた声だった。
でも、本番では歌っていませんでした(笑)
「社歌を歌うシーンがあるから覚えておいて下さい」と言われた石丸さん。
本番前に練習してシッカリと覚えたそうですが、「歌うシーンで結局呼ばれず覚え損でした・・」と苦笑していました。
石丸幹二はなぜ劇団四季を退団したの?その理由とは

383961 / Pixabay
石丸さんといえば、”劇団四季の看板俳優”として知られています。25歳から42歳までの17年間在籍していました。
なぜ劇団四季を退団したのか?理由が気になりますよね。
劇団四季には石丸さんが東京藝術大学在学中に入りました。
デビュー作が「オペラ座の怪人」で、ヒロインの恋人役であるラウル子爵に抜擢。思わぬ抜擢に先輩から驚きの声があがったそうです。
絶好の俳優人生をスタートさせた石丸さんはその後も看板俳優として活躍。
やりたいことを次々と実現してまさに順風満帆でした。
劇団四季を退団するきっかけとなったのが稽古中の怪我。
怪我の治療中に休んでいた所、身体は治っていくのに気力がどんどんなくなって引きこもりがちになったそうです。
そしてついに劇団四季を退団することになりました。
退団した2007年は石丸さんが42歳の時でちょうど厄年。
身体に変化が訪れる年といわれていますが、「気持ちもこんな変わるものか・・・」と痛感したといいます。
劇団四季退団後、復帰するまでの経緯

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退団後、現実逃避をしていた石丸さん。
舞台という場所から離れて過ごしていました。
落ちるに落ちた気力。それを立て直すきっかけになったのは何気ない日常の風景だったそうです。
「夕日ってこんなにキレイだったのか・・」
石丸さんは夕日を見て一番衝撃を受けたそうです。
舞台セットでいくら本物のような夕日を作っても本物にはかなわないな・・と。
舞台中心で無我夢中だった俳優人生。
年間300本もの舞台をこなして、舞台の役を勝ち取るのも競争でした。
自分は世界の1パーツなんだなーと思うことで、今まで抱えていた物がすっと下ろして解放された気持ちになったそうです。
その後、石丸幹二さんは劇団四季退団して1年で舞台に復帰しました。
「休憩が必要な時期にちょうど怪我した」そんな運命なようなものを感じてしまいますね。
石丸さんにとっての転機が舞台稽古中の怪我でした。
もし怪我していなかったら・・・
「半沢直樹」に出演しなかった。こんな魅力的な俳優さんがいるのを知らずにいた。石丸さんだけでなく、石丸さんのファンにとっても転機だったと思います。
石丸幹二に似てる俳優は「飯田基祐」「冨家規政」
「あ、半沢直樹の支店長だ」
「全然似てないし」
出典:http://torendonews.com/wp-content/uploads/2016/04/WS000003-8.jpg
石丸幹二さんだと思った俳優さんは飯田基祐さんでした。(左:飯田基祐さん、右:石丸幹二さん)
年齢も近いし渋いルックスも似てると思います(笑)

出典:http://livedoor.blogimg.jp/hassy1936-gorin/imgs/3/2/324bf76e.jpg
あと冨家規政さんも石丸幹二さんに似てると思いませんか?
この方も間違えそうになった俳優さんです。石丸さんと年が近いからかも。。。
お二方とも大ベテラン。ドラマを引き締めてくれる重要な役柄を演じています。
間違えるなんて失礼な事がないように覚えておきましょう!(私だけか。。)
石丸幹二をもっと観たい!個人事務所所属

出典:http://www.tv-asahi.co.jp/daimei/
石丸さんはテレビ朝日「題名のない音楽会」の司会者に抜擢されています。
劇団四季退団後、石丸さんは色々な事に挑戦しています。
舞台復帰して悪役やコミカルな役をやってみたり、なんとMCも。「50歳だからこそ果敢に挑戦する」そんな風に言っていたのを思い出しました。
バラエティにも出演してくれないかな~と思いましたが、なかなかお目にかかれません。
石丸さんの事務所は「ザ・ライブラリー」で個人事務所です。
東宝がバックアップしています。舞台やミュージカルは強そうだけど、バラエティは厳しい?
とはいえ、ドラマや映画にますます出演する機会が多くなった石丸幹二さん。
舞台ファン以外の視聴者もぜひぜひ魅了していってください!