ブラックホールって本当にあったんだ!
国立天文台所長の本間希樹(ほんままれき)教授が世界で初めてブラックホールの撮影に成功したことを発表しました。
「宇宙戦艦大和」とか「銀河英雄伝説」とかブラックホールは想像で描かれていましたが、実際に存在していたんですね。
発表会見で発表した本間希樹氏とはどんな人なのか?
- 本間希樹教授の学歴や経歴、現在について
- 本間教授の家族。奥さんや子供の情報
- 本間教授の面白いお茶目な性格について
などまとめてみました。
俳優の佐藤二朗さんに少し似ている本間教授ですが、結構お茶目な性格なんですね~。
世界的なプロジェクトを成功させるには頭が良いだけじゃダメなんだなと感じました^^
それでは見てみましょう。
人類史上初めてブラックホールの撮影に成功!
ブラックホールの輪郭を撮影することに世界で初めて成功したと日本などの国際研究グループが発表し、画像を公開しました。https://t.co/u7xBmw6LXR#nhk_news #nhk_video pic.twitter.com/1Wn91qlmEQ
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年4月10日
世界的なプロジェクトによってブラックホールの撮影に成功したと日本代表の本間希樹教授が発表しました。
極めて強い重力で光も吸い込む天体、ブラックホールの輪郭を撮影することに世界で初めて成功したと日本などの国際研究グループが発表し、画像を公開しました。世界各地の電波望遠鏡をつないで地球サイズの巨大な望遠鏡を構築したことによる成果で、ブラックホールの存在を直接示すものだとして世界的に注目されています。
これは、日米欧などでつくる研究グループが世界6か所で同時に会見し明らかにしました。
1915年にアインシュタイン氏の一般相対性理論でブラックホール理論が発表されたものの実際に目にすることはできませんでした。
今回人類史上初めてブラックホールを撮影に成功し、ノーベル賞ものじゃないかと言われていますね。
ブラックホールなんてアニメや漫画の世界だと思っていました。
太陽系からずっと遠くにある銀河系にあると言われてましたけど、まさか生きているうちに見られると思わなかったw
なんだかわからないけど「すげーな、おいw」ってことだけはわかりました^^
ブラックホールの会見を行った日本代表の本間希樹(ほんままれき)教授。
テレビに出まくっていますね。親しみのある語り口で佐藤二朗さんに少し似てて親近感があります^^
本間教授はどんな人なんでしょう。
本間希樹(ほんままれき)の学歴や経歴は?現在は国立天文台所長と大学の教授
本間希樹教授は天文学者。
とても親しみがあって好印象でした。まずはプロフィール。
本間希樹
1971年生まれ 年齢47歳
アメリカ・テキサス州出身
本間教授はアメリカ出身。
両親が留学中にテキサスで生まれました。
英語がたんのうなので「外国育ちなの?」と思ったのですが、小さいころに日本へ戻ってきたので関係ないようです^^
趣味はクラシック音楽鑑賞。
以前はヴァイオリン、サッカー、スキーなどを挙げていました。
本間希樹の学歴!
- 1984年 私立栄光学園中学 入学
- 1987年 私立栄光学園高校 入学
- 1990年 東京大学理科1類 入学
- 1992年 東京大学理学部天文学科 進学
- 1994年 東京大学大学院 理学系研究科天文学専攻修士課程 入学
- 1996年 東京大学大学院 理学系研究科天文学専攻博士課程 進学
- 1999年 博士課程修了 理学博士
本間希樹教授は中高一貫校の栄光学園出身です。
神奈川県の御三家といわれる名門で、東大合格者数が全国トップ10に入る難関校。
卒業生1万にのうち3000人以上が東大だっていうからスゴイです^^
本間教授ももれなく東大へ進学して理学博士の学位を取得しています。
大学院で同級生だった谷口教授によると、「当時からバキバキに頭のいい人だった」といいます。
大学院生のときから天文学者として期待されていて、若い時から優れた論文を提出して活躍していたそうです。
愛嬌がありながらも秀才天才のたぐいって、本間先生最強じゃないですか。
本間希樹の経歴!ブラックホール発見まで足かけ10年
「こんな化け物みたいな天体が本当に宇宙にあるんだ、というメッセージをちょっと感じてほしいですね」
#子ども科学電話相談 の小さなお友達に向けてのメッセージにも聞こえた本間希樹先生のインタビュー pic.twitter.com/blcSiqj8Ln
— 緋野 (@018_storsrs) 2019年4月10日
- 1996年4月~1999年3月 学術振興会 特別研究員
- 1999年4月~2000年8月 国立天文台 COE研究員
- 2000年9月~2007年4月 国立天文台 助手
- 2007年4月~8月 国立天文台 助教
- 2007年8月~2015年2月 国立天文台 准教授
- 2009年10月~11月 マックスプランク(ドイツ)電波天文研究所 客員研究員
- 2015年3月~ 国立天文台 教授、総合研究大学院大学 教授
- 2015年4月~ 国立天文台 水沢VLBI観測所所長
学術振興会の特別研究員という優れた若手研究者向けの研究員として過ごした後、国立天文台にいました。
2015年4月に国立天文台の所長になっています。
国立天文台の所長は名誉職の意味合いが強い。
早くても50代後半が多い中、本間教授は異例の40代でなりました。
専門は超高分解能電波観測による銀河系天文学。
特に銀河系の構造研究と、巨大ブラックホールの研究に力を入れています。
本間教授は今回ブラックホールの撮影に成功しました。
ブラックホールを見ることは天文学者の悲願だったといいます。
「人間の好奇心は見えないものを見たい。そこから始まる」
「見えない宇宙の中でも究極に見えない天体がブラックホール」
「見えると思っているけど本当に見えたらビックリする」
・・・と本間教授は言っていました。
データ解析して初めてパソコンのディスプレイ上にブラックホールの画像が現れたとき、本当にビックリしてました。
今回のプロジェクトは足かけ10年かかったそうです。
そして世界6カ所8台の電波望遠鏡の建設費が2000億以上かかっています。
時間もお金もかかりました。
その結果、ブラックホールが目の前に表れて本当に感慨深いものがあったと思います。
現在は国立天文台と総合研究大学院大学の教授をつとめる
今回のブラックホール発表で本間教授の講義が聴きたいと思った人もいるでしょう。
現在、本間希樹教授は総合研究大学院大学で教授をしています。
神奈川県にある国立大学です。
過去には東京大学や東北大学などでも講義を行っていたようです。
- 出席を取らない
- レポート課題はなし
- 期末試験は講義内容がわかるレベル
授業評価方法についてこんなことが。
「こんな先生いたなー」と10年前の大学時代を思い出してしました^^;
本間希樹の家族構成は?奥さんや子供について!
本間教授のプライベートはどうでしょう。
本間教授には奥さんと3人の子供がいて5人家族。
大学のある神奈川に自宅があるようです。
以前「情熱大陸」が密着取材をしていたときに本間教授のご家族も出演していました。
奥さんは佐和子さん。
とても美人で旦那さんよりお若く見えます。
そして3人の子供は
- 長女:理彩子ちゃん
- 長男:英一郎くん
- 次女:和香子ちゃん
と紹介していました。
本間希樹は家族と離れて単身赴任中!奥さんは「特に何とも思わない」
【テレビ】
きょうのニュースエコーには…
なんと!! #ブラックホール 撮影チームの #本間希樹 所長が生出演します!
佐藤桃花記者がお伝えします。
※江幡&奥村アナの写真は「Mr.ブラックホール」のイメージ図だそうです。放送はゆうがた6時15分です。#IBCtv #ニュースエコー pic.twitter.com/Zz2T2oXXwy
— IBC岩手放送 PR (@IBC_PR) 2019年4月15日
本間教授は岩手県水沢にある国立天文台 水沢VLBI観測所の所長。
なので現在は単身赴任中です。
本間教授は天文学者として1年の半分も家にいないとか。
だから奥さんは夫が単身赴任していることについて特になんとも思わないそうです。
なんでも結婚したばかりのころに石垣島の天文台に2~3週間行ったきりだったことがあったようです。
奥さんは今の離ればなれの生活に慣れている様子でした。
長女が天文学部。だけど父親の影響ではない
3人の子供はみんな頭が良さそうな感じ。
二人の娘は揃ってメガネをかけていました。
長女の理彩子ちゃんは学校で天文学部に入っています。
別に父親の影響ではなく、彼女が星が好きだからみたいでした。
知らなかったのですが、天文学者は星座がみんなわからないといいます。
なんでも天文学者は見えている星には興味がないとか。へぇ~ですねw
だけど家族一緒が一番いい
本間教授はふだん離れて暮らしているけど、「やっぱり家族団らんの時が幸せ」と言っていました。
食卓を家族みんなで囲んでビールを飲む姿はどこの家庭の父親と変わらない感じでしたね。
1年の半分も家にいないとあまり父親の威厳は保たれないかもしれませんね。
テレビで大きな発表をして誇らしげに感じても、普段の悩みごととか相談することができませんから。
ただ次女の和香子ちゃんが「おとうが帰って来たから楽しい」と言っていました。
奥さんの佐和子さんがちゃんと言い聞かせているのかなと感じました。
本間希樹先生面白い!結構お茶目な性格?
ゲン担ぎでチョコワを食べる本間希樹氏。マレキストが増えそうですな。
それにしてもすげえ。#情熱大陸#本間希樹 pic.twitter.com/nL70Ji5ZcZ
— ワタ (@nya_wata) 2019年4月14日
本間希樹教授って親しみがありますね。
取材中に海外に行ったときも天文台で働いている方に英語でジョークを言い笑いを誘っていました。
ブラックホールを世界各地の電波望遠鏡で観測し終えたときのことです。
データ処理がようやく終わり、初めて本間教授の元へデータが届いた日の朝。
「今日は験担ぎだ」と笑みを浮かべながら、あの「チョコワ」の袋を持ってきたんです。
「今日はどんな結果になっても楽しい日だぞ~」と牛乳をかけてバクバク食べていました。
チョコワの形がブラックホールに似ていて穴が空いていたから。
なのですがとてもお茶目に感じました^^
本間希樹先生登場
『小学生にもわかるように解説してください』
ってリクエストされてる(笑)
#ワイドナショー pic.twitter.com/xLEe2NWOuA— 緋野 (@018_storsrs) 2019年4月14日
またワイドナショーに出演したときにブラックホールを簡単に言うと?と聞かれて、
「一言でいうとスゴイ奴」などと即興で上手く返していました。
ただの頭の良い堅物じゃなくてユーモアがあって面白い人だからこそ、世界中の科学者が集まった今回のプロジェクトも成功したんでしょう。
ブラックホール発見って何がスゴイの?に対して
ブラックホール発見って何の役に立つのでしょうか。という質問に対して、
「すぐには役に立たない」「しかし銀河系を知ることで何で人類がここにいるのかに繋がる」と本間教授は言っていました。
壮大過ぎていつ叶うかわからない・・・
ですが人類の大きな一歩を目の当たりにすることができたのは確かだと思います。教科書に載るかもしれませんね^^;